人間の住居にネズミが棲み付く!?徘徊するネズミの習性

 
都心では飲食店や繁華街で出没するネズミがニュースなどに取り上げられ有名ですが、人間の住居にも現れることがあり、健康的や経済的な被害を与えています。今回は、人間の住居にネズミが棲み付く!?徘徊するネズミの習性について紹介していきます。
 

快適な人間の住居

 
家に現れるネズミは、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類。
種類によっても多少異なりますが、基本的にネズミは寒さに弱い生き物です。
さらに寒い日には1日エサを食べられなければ餓死することもあります。
 
人間の住居は、寒さをしのぐこともできますし、天敵と合うリスクを避けながら食べ物を確保することもできるため、ネズミにとって快適な環境でもあります。人間の住居に巣を作り居座るネズミだけではなく、寒さの厳しい冬の間だけ人間の家に侵入し暮らしていたり、食べ物だけ漁りにくるネズミもいます。
 
ネズミは換気扇やエアコンの室外機、配管や通風口といったわずかな隙間から侵入することができ、小さなネズミですと、1.5センチほどの小さな隙間さえあれば簡単に住居に侵入すると言われています。また、侵入口となるわずかな隙間が通りづらい状態にあれば、するどい歯で齧って侵入することもあるため、非常に厄介。
密閉性の高いお家であっても、侵入されてしまう可能性はゼロではないのです。
 

家で過ごすネズミの習性

 

 
ネズミは住みやすい環境を求めて人間の住居に入り込みますが、非情に警戒心が強いため、天井裏や壁の中といった人間に見つかりにくい場所に巣を作り、なるべく身が隠れるように物陰や配管を通ったり、壁伝いに移動しています。
夜行性であり、日没から明け方に活発に行動するため、天井からの物音でネズミの気配を感じることはあるかもしれませんが、実際にネズミと遭遇することは少ないです。
 
また、ネズミの門歯は一生伸び続けるという性質を持っており、削らなければ食事ができずに死に至ってしまいます。ネズミは生きるために歯を整える必要があるのですが、家の建材だけではなく、漏電リスクを伴う電気ケーブルやコードも齧ってしまうため、人間にとっては非常に迷惑かつ危険でもあるのです。
 

まとめ

 
人間と鉢合わせしないように行動したり、人間が寝ている時間に活動するため、家がネズミの棲み処になっていることに早々に気付ける人は少なく、ネズミが通った跡や食べ物が漁られた痕跡、糞尿で初めてネズミの存在を疑う人も多い状況です。
ネズミは賢く、学習能力が高いため、中途半端な駆除では警戒され、膠着状態が続いてしまう可能性もありますので、少しでもネズミの存在を感じ取った場合にはプロの専門駆除業者に依頼するのがオススメです。