近年、アライグマが家屋に棲み付くケースが増えています。これも、アライグマが人馴れをしていることが影響していると考えられています。今回は、人馴れしたアライグマが自宅の屋根裏に棲み付いてしまった!についてお伝えします。
野生動物は適応能力が高い
都心部などでの目撃情報が増えているアライグマは、人馴れしていることが多く、夜間に我が物顔で通りなどを歩いていたりすることもあります。警戒心が強い動物なのですが、適応能力も高いため、人間が危害を加えて来ないと判断すれば、ゴミ袋などを堂々と荒らしていたりすることも珍しくはないのです。
そのため、都心部などの家屋に棲み付くようなアライグマは人馴れしています。
ただし、触ろうとしたり距離をあまりにも縮めてくるような人間に対しては、威嚇をしたりしますので、非常に危険なため近づいてはいけません。
もし、噛まれてしまったりすれば、アライグマの持つ病原菌などをうつされたり大怪我に繋がるので気を付けなければなりません。
屋根裏に棲み付いたアライグマの駆除
アライグマが実際に屋根裏などに棲み付いた場合、早急に対処しなければなりません。
放置する時間が長くなれば、家屋の環境が不衛生となり、家屋の寿命が縮まるだけでなく、健康被害を受ける可能性もあるため、非常に危険な状況なのです。
アライグマを排除するには、忌避剤や燻煙剤を利用する手段もありますが、そういった状況に慣れている個体もおり、確実に排除できるとは限りません。また、箱わななどを使用して捕獲しようとする場合には、狩猟免許を取得しなければならないなど、非常に手間がかかります。
そういった、一度限りの対処で棲み付かれない様にしようとするのであれば、プロの駆除専門業者へ相談し対処することをおすすめします。
害獣の駆除から、住処とされていた場所の清掃や消毒に、再度棲み付かれない様にするための対策まで依頼することが可能となるため、安全な生活を取り戻すことができますので、無理して自身で行うのではなく、プロに相談しましょう。
まとめ
アライグマは近年、田舎などの自然が豊富な環境だけでなく、都心部などでも目撃情報・駆除依頼が増えている害獣です。人馴れしている個体も増えていますので、可愛らしいからと言って安易に近づかない様にしてください。威嚇し襲われる可能性もあり、噛まれでもすれば、ひとたまりもありません。
アライグマの被害に遭われている方は、早急に駆除業者へ相談し対処してもらうことが重要です。