住宅劣化に繋がる!コウモリの棲み付きを放置するリスク

 
コウモリが棲み付いて最も厄介なのが、健康被害です。感染症の危険やアレルギーの発症が考えられています。しかし、その他にもリスクがあります。今回は、住宅劣化に繋がる!コウモリの棲み付きを放置するリスクについてお伝えします。
 

コウモリが棲み付くことのリスク

 
住宅街や工業地帯などで、近年問題となるのがコウモリの棲み付きです。
コウモリが棲み付くと、健康被害へのリスクが、まずは考えられますが、実はそれだけではありません。
 
コウモリの棲み付いた屋根裏や工場の高い場所から、糞尿を落とされると住宅が汚れ続けます。工場などでは機械や商品などに、家屋では床に、糞尿が落ちれば生産性も衛生面も悪くなってしまいます。
 
また、家屋でその状況が増えれば、臭くなってしまい、駆除したとしても臭いが取れないなどとなれば、資産価値も落ちてしまうため、デメリットでしかありません。
 

住宅劣化させないためにも早期駆除を!

 

 
コウモリが棲み付けば、糞尿によって住宅劣化するため、早期駆除が必須でもあります。
しかし、コウモリは鳥獣保護管理法によって守られているため、駆除するにも自治体や行政に申請し、許可を得なければ対処できません。
 
そうなると、億劫になり手続きせずに放置してしまう方もいますし、手続きせずに事後報告し、法を破っているため、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処される可能性があります。
 
そのため、放置するのではなく、専門の駆除業者へ連絡して、早急に解決するのが大切です。これは、自身の健康被害を解消するだけでなく、住宅劣化を食い止め、資産価値を守るためにも大切な事ですので、対応を早めに行った方が良いです。
 
電話やメールで問い合わせて、状況確認してもらい、作業してもらうだけですので、費用は掛かりますが、駆除・捕獲から、住処としていた場所の清掃や消毒まで行ってもらい、再度侵入されない様に侵入経路を閉ざして貰うことで、再度棲み付かれるリスクもなくなるため、放置せずに依頼することをおすすめします。
 

まとめ

 
近年、コウモリは都心部の住宅街や工場地帯にも生息しており、駆除の相談件数も増えています。また、そのコウモリから受ける被害も、健康的な問題だけでなく、住宅の寿命に影響を及ぼす問題にも発展します。害獣が棲み付くことで資産価値が落ちるということまで考えていない方も多いようですので、将来的に家屋の売却まで考えている方は、注意しましょう。