レストランや居酒屋など、食事を提供する店舗では、営業停止処分の可能性もあるため衛生面には気をつけなければなりません。そして、病原菌を媒介するネズミの出没は死活問題!今回は、倒産?閉店?リスクが大きな飲食店でのネズミ出没は早急駆除について紹介していきます。
ネズミは保菌者!
飲食店では、安心して食事をしてもらうために衛生管理を徹底しなくてはなりません。
そのため、食中毒を引き起こすサルモネラ菌にも十分注意しなくてはなりません。
サルモネラ菌と聞くと生肉や生卵を思い浮かべる方も多く、手洗いの徹底、適切な保存、加熱処理といった基本知識を持っている方も比較的いることでしょう。
ですが、ネズミもサルモネラ菌の保菌者。
ネズミが漁った食材を使用したり、ネズミに触れた後に手の洗浄・消毒をせずに食材に触れることで原因菌が付着し、食中毒になる恐れがあります。
また、ネズミの糞が料理に混入したり、ネズミが料理器具や食器に触れることでもサルモネラ菌が付着し、食中毒の危険があるため非常に厄介。
さらにネズミが保有している菌はサルモネラ菌だけではなく、ネズミの糞尿にはレプトスピラ細菌が潜んでおり、汚染された水から感染し、レプトスピラ症を発症する可能性もあります。
ネズミ発生で荒れる評価
ネズミが保有する病原菌について正確に説明できる人が少なくても、ネズミには汚いといったイメージを持つ人が多い状況です。
食中毒が発生し、ネズミを放置していたことが分かれば営業停止処分を受けることになるでしょうが、リスクはそれだけではありません。
現在はインターネット時代。
例え食中毒が発生していなかったとしてもネズミがお店に現れれば、食べログといった
飲食店の紹介サイトでは悪い口コミが流れ、写真や動画を撮影し、SNSで拡散されてしまうこともあります。
「ネズミが棲み付いている店」として嫌悪感を抱く人が増えれば売上低迷に陥り、最悪の場合には閉店に追い込まれてしまうリスクがあるため、ネズミの侵入に少しでも気づいた場合には、駆除に踏み切ることが重要です。
駆除は自身でも取り組むことが可能ですが、飲食店では早急な駆除が求められるため、知識と経験を持ち迅速に作業を行い、結果を出してくれるプロの駆除業者に依頼するのが賢明と言えるでしょう。
まとめ
人々が口にするものを提供する飲食店では、病原菌を媒介しているネズミの出没は死活問題です。食中毒で健康被害を出すだけではなく、お客の目の前に現れるだけで倒産や閉店の危機に追いやられる可能性は高くなりますので、未然防止に取り組んだり、ネズミの痕跡を見つけた際には躊躇せずに駆除業者に依頼するようにしましょう。