傷の放置は危険!侵入されたネズミに噛まれることで起こる病気

 
ネズミは保菌者であるため、例え噛まれなくても人間に健康的な害をもたらす存在でもあります。もちろん、噛まれてしまった場合には適切な傷口の処置が必要となります。今回は、傷の放置は危険!侵入されたネズミに噛まれることで起こる病気について紹介していきます。
 

ネズミに噛まれるとどうなる?

 

 
ネズミに噛まれると、感染症やその他の健康問題が発生する可能性があります。
まず、噛まれた直後に傷口が痛み、腫れることがあります。これは一般的な外傷反応であり、感染がない場合でも起こりますが、ネズミの口には多くの病原菌などの細菌が存在するため、傷口から感染するリスクがあります。炎症を起こしたした場合には、傷口が赤く腫れ、膿が出たり、痛みが増すことがあり、適切な消毒や治療が必要です。
 
ネズミに噛まれることで感染する代表的な病気として「鼠咬症(そこうしょう)」があります。この病気は、噛まれてから数日から数週間後に発症し、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、吐き気、発疹などの症状を引き起こします。原因はスピリルムやストレプトバチルスという細菌によるものです。適切な抗生物質治療を行わない場合、重篤な合併症などの症状を引き起こすことがあります。
 
また、「破傷風」もネズミに噛まれた際に考慮すべき感染症です。
破傷風菌が傷口から体内に侵入すると、筋肉の硬直や痙攣、最悪の場合、呼吸困難を引き起こす可能性があります。
 
ですので、ネズミに噛まれた場合には、傷口を速やかに洗浄し、消毒した後、医療機関で適切な診断と治療を受けることが重要です。
 

ネズミが侵入し、棲み付く場所について

 
ネズミが棲み付く場所は、家の中でも特に静かで人の出入りが少ない環境を好む傾向にあります。まず多くのネズミが棲み付く場所として代表的な場所が屋根裏や天井裏です。
断熱材や木材をかじり巣を作るのに適しており、ネズミが好む場所となっています。
 
そして、壁の隙間や壁内も隠れやすく、家中を移動できるため、よく棲み付く場所となります。また、床下や地下室といった湿気が多く暖かい環境も好み、配管やケーブルを利用して、他の部屋にも移動し、キッチンなど食べ物が豊富な場所に頻繁に出入りして、食べ物や包装紙などを運び出したりして生活します。
 
その他にも、ガレージや倉庫に納屋などの物が多く、ネズミの身を隠せる場所にも棲み付き、車や工具の中にも巣を作ることがあります。家具や家電の内部、特に温かく隠れやすい場所をネズミが好んで屋内の住処とします。
 
これらの場所から広範囲に移動するため、糞などの痕跡が屋内で見つかった場合には、既に家屋に棲み付かれているサインとなるので、見逃さない様にしましょう。
 

ネズミに噛まれることで発症する病気

 
ネズミが家屋や飲食店に棲み付くことで、糞尿であったり、寄生するノミやダニが媒介する感染症にかかる可能性があります。
サルモネラ菌による食中毒。腸チフス、レプトスピラ菌、ツツガムシなど、重症化すれば命に関わる問題に発展してしまうため、ネズミは危険な存在でもあるのです。
 
そして、噛まれることで、物理的に「痛い」と感じるだけではなく、感染症にかかる危険性もあります。
まず、短時間で現れるのが、蜂などに刺された際に出る症状としても有名なアナフィラキシーショック。強いアレルギー症状で呼吸困難から意識消失の可能性もあるため、すぐにでも救急車を呼ばなければなりません。
 
げっ歯類に噛まれることで発症する鼠咬症はネズミでの感染例が多い感染症でもあります。
噛まれた箇所が腫れ、発熱の症状が現れ放置すれば死に至る可能性もあります。
また、破傷風菌という細菌により破傷風になる可能性もゼロではありません。
破傷風は筋肉の緊張や痙攣を引き起こし、治療が遅れれば死亡することもあります。
 

ネズミに噛まれたら放置は禁物

 

 
噛まれることで感染症を引き起こし、放置すれば死に至ることもあるため、適切な処置が大切。そして、症状がでていなくても早めに病院にいくことが重要です。
 
応急処置としてできることは傷口を清潔に保つことです。
まず、噛まれた箇所を綺麗な水で洗い流しましょう。
この時石鹸を使用しても問題はないのですが、傷口を強くこすらずに洗うのがポイント。
タオルで拭き取る時にも、ゴシゴシと拭き取らないようにしましょう。
 
そして、傷口を清潔に保つためには消毒が不可欠。
噛まれたのが複数個所ある場合や、引っ掻かれてしまった場合にも、同様にすべての患部の洗浄と消毒を行いましょう。
 

ネズミの駆除の方法について

 
ネズミの侵入を許してしまった事で、噛まれてしまったり、病原菌を振りまくなどの問題に発展してしまうため、早期駆除が必要となります。
 
ネズミを駆除する場合は、燻煙剤やネズミ捕りシートなどの駆除アイテム自体は、ドラッグストアやAmazonに楽天市場でも簡単に購入できますし、駆除アイテムの取り扱いや設置は、非常に簡単なのですので、一般の方でも使用することはできます。
 
ただし、何匹棲み付いているのか?巣はどこにあるのか?ネズミの通り道など、行動範囲や活動パターンといった、ネズミの生態を把握した上で、駆除アイテムを設置しなければ、ネズミを捕まえるのは難しいのです。
 
そして、ネズミは非常に賢い動物ですので、日頃通っていた道などに異変が起こると、迂回したり、寄り付かなくなるなど、行動パターンも臨機応変に変えてくる厄介な動物なのです。
そのため、一般の方には駆除作業は大変苦労することになりますので、ネズミの被害でお困りの方は、プロの駆除業者へ依頼することをおすすめします。
 

ネズミ駆除はネズミの救急隊へ!

 

 
ネズミは繁殖力強い動物ですので、数週間・数か月と放置すると個体数が一気に増えるため、被害は甚大となります。しかし、ネズミの行動パターンなどまで把握することができないという方は、いくら駆除アイテムを設置しても、思いのほか駆除できずに苦労することでしょう。
 
そういった、問題を抱えている方は、ネズミの救急隊へご相談下さい。
ネズミの救急隊では、屋根裏・天井裏・壁裏・床下・台所・水まわりなどや、目視できない範囲も含めて、隈なく調査を致します。そして、調査結果を元に被害状況や作業内容の詳細を説明し、その場でお見積りを作成させていただきます。ご不明点がございましたら、なんでもご質問ください。
 
契約と至りましたら、作業に映らさせていただきます。
薬剤や粘着シートをにネズミトラップなどを設置して、捕獲・駆除します。
駆除作業が完了後は、再発防止策として、侵入経路をパテ封鎖・シート工法・パンチングメタルなど、侵入口の大きさ・位置によって適切な封鎖・防鼠施工を選び、侵入口を塞ぎます。
 
最後にフン・尿などが散らばっていた箇所などの清掃を行い、除菌・消毒作業を致します。そして、生活環境において健康被害が及ばないよう、ネズミが持ち込んできたアレルギー物質を最大限に除去いたします。
 
このような作業を当社は行わせていただきますので、ご興味をお持ちいただけましたら、ご連絡下さいませ。
 

まとめ

 
ネズミに噛まれることで感染症にかかる可能性があります。
噛まれた箇所は小さく、傷口もふさがっていくため、一見大丈夫そうと思ってしまうかもしれません。ですが、感染症は放置する時間が長ければ体に異変を及ぼし、入院が必要であったり、命に関わる状態に陥ってしまうため放置するのは極めて危険です。
そのため、噛まれた時には応急処置をおこない、早めに病院へ向かいましょう。
 
もちろん、感染症の原因となるネズミ駆除も忘れてはいけません。
被害を受けないためには、ネズミに棲み付かれたな?と疑いを持った段階で24時間受付、ご相談無料の「ネズミの救急隊」にご相談ください。