アライグマは一見かわいらしい見た目をしていますが、野生動物であり攻撃性の強い動物ですので、アライグマを見かけた際は、冷静に対応することが重要です。今回は、公園や神社に庭先などでアライグマを見かけたらどうするべき?についてお伝えします。
アライグマを見かけたら、どうする?
近年、ニュースでも取り上げられることが増えているアライグマの出没ですが、実際に目の前でアライグマを見つけた場合、銅の様に対処しなければならないか分からないという方は多いかと思います。
アライグマを見かけた場合には、まず第一に、アライグマに近づかないことが重要です。アライグマは、通常は人を避けますが、驚かせたり、巣や子どもを守ろうとすると攻撃的になり、威嚇してきますので、安易に近づくのは危険です。仮に噛まれれば、狂犬病や回虫などの病原体を媒介するため、非常に危険です。ですので、子どもやペットが一緒にいる場合は、すぐにその場から離れ、アライグマに接触しないように注意しましょう。
もしアライグマが公園や神社などの周辺に頻繁に出没するようになった場合は、その場に定着して住んでいる可能性があります。
また、庭などにアライグマが隠れられるような茂みや木の枝が生い茂っているのであれば、剪定して忌避剤を散布するなど、家の周囲の整備をすることで、アライグマが巣作りするのを未然に防ぐことができます。
駆除や捕獲の依頼
アライグマを自宅とは別の場所で発見した場合には、お住いの地域の自治体や役所へ連絡することをおすすめします。個人での捕獲や輸送などは法律上禁止されていますので、手を出さないことが賢明な判断となります。
反対にご自宅の屋根裏などに棲み付いてしまった場合には、健康被害や家屋の老朽化などの問題に繋がっていきますので早期駆除しなければいけません。
ただし駆除や捕獲するのにも自治体や役所での手続きや狩猟免許の取得が必要であるなど、時間を要してしまう事にもなりますので、プロの駆除専門業者へ相談し、対処してもらうことをおすすめします。
まとめ
アライグマを見かけたら、まずは安全な距離を保ち、近づかないことが大切です。
とにかく、可愛らしいからといって、餌を与えたり接触しようとするのは避けましょう。また、頻繁にアライグマが出没する異常な光景を見かけた場合には、自治体や役所へ相談しましょう。そして、棲み付かれない様に、ご自宅の修繕や補修を行い、侵入経路を閉ざすことが大切です。もし、棲み付かれてしまった場合には、駆除専門業者へ作業依頼することをおすすめします。