ネズミの尿は、濡れていれば違和感に気付くことが出来るけれど、乾いてしまうと目に付きにくく、ラットサインとして認識できないという人も少なくありません。今回は、効果的な駆除ヒント。ブラックライトでネズミの行動範囲が分かる?について紹介していきます。
ネズミの尿が行動範囲のヒント
ネズミは移動しながら尿をする性質を持っているため、尿を見つけることでネズミの行動範囲を知ることが出来ます。
尿の色は黄色か、濃い黄色。乾いてしまうと場所によってはみつけづらいケースもありますが、人間の尿と比べ物にならないくらい、きつい臭いを放つため、発見することは難しくはありません。
ネズミは人前に姿を現すケースは少なく、どうどうと部屋の真ん中を走りまわるというは稀です。部屋の隅、家具の物陰、梁といった場所に排泄物による染みが出来ている場合にはネズミの可能性が高くなります。
ブラックライトで尿を特定
尿は目視で確認できるケースもありますが、ネズミといった動物の尿には蛍光物質が含まれているため、ブラックライト(紫外線ランプ)を用いることで簡単に見つけることが可能です。また、光方によって比較的古い尿(黄白)なのか、最近の尿(青白)なのか判断することもできます。
ネズミの駆除グッズは、毒エサ、粘着シート、板ばさみ式罠など色々ありますが、ネズミの通り道に設置できなければ効果は見込めません。
そこで、ブラックライトを使用して、ネズミの尿を辿り巣の位置を特定したり、餌場となっている箇所を見つけだし、移動経路を把握することも自力駆除で成功させるためには大切なのです。
また、ブラックライトによる尿の追跡は、侵入口となっている場所を探し出すことにも役立ちます。ネズミは500円玉サイズのわずかな隙間があれば、簡単に住居内に入り込んでしまいますが、穴が小さくて侵入口が分からないということも多々あります。
侵入経路を塞がなければ、再度ネズミに入り込まれてしまうリスクがありますので、捕獲したり、追い出すだけではなく、侵入口の封鎖まで完了させる必要があり、ブラックライトが役立つでしょう。
まとめ
ブラックライトを使用することで、巣の場所、侵入口、移動経路、餌場といったネズミの活動範囲を知ることができるため、効果的な罠の設置を行えたり、侵入口封鎖に役立てられます。また、尿は感染症を引き起こす病原菌が付着しているため、しっかりと清掃する必要があり、排泄物の清掃にも一役買ってくれるアイテムとなりますので、自分で駆除作業を行う際は購入を検討すると良いでしょう。
ただし、完全駆除に時間を掛けたくない。労力を割きたくない。死骸処理を行いたくないなどといった懸念点がある場合には、プロのネズミ駆除業者に依頼するのがオススメ。
ネズミ被害でお困り方は、24時間受付、ご相談料無料の「ネズミの救急隊」へお気軽にご連絡ください。