命が脅かされる!蜂アレルギーの危険性と対処方法まとめ

 
蜂に刺されることで起こる蜂アレルギー。
 
「アナフィラキシーショック」となると命が脅かされることもあるため、しっかりと対策を考えておくことが重要です。
 
今回は、そんな蜂アレルギーの危険性や対処法について詳しくご紹介していきます。
 

蜂アレルギーの危険性とは?

 
蜂アレルギーとは、蜂の毒に対する過敏反応のこと。
刺されると蕁麻疹、腫れ、呼吸困難となることがあります。
 
蜂アレルギーが重症化するとアナフィラキシーショックを起こし、命に関わることもあります。
 
厚生労働省によると、日本ではアナフィラキシーショックで年間20人の方が亡くなっており、夏場である8月は被害も多くなっています。
 
蜂アレルギーの怖い要素のひとつは、症状の進行が早いという点です。
蜂アレルギーは、15分ほどで症状が出始め、早く症状が出るほど重症化のリスクが高くなり、場合によってはアナフィラキシーショックを引き起こします。
 
アナフィラキシーショックから心停止まではなんと15分という場合もあり、蜂に刺された際は早めに治療することが極めて重要です。
 

蜂アレルギーへの対処法

 

 
蜂アレルギーへの対処法として重要なのは、「刺されないために予防する」「刺された場合迅速に対処する」という点です。
 
それぞれを詳しくご紹介していきます。
 
・刺されないために予防する
蜂アレルギーを防ぐためには、まず蜂に刺されない工夫をすることが重要です。
 
ニオイが強いものや黒い服を身につけない、蜂が近くに来ても手で払わないなど、改めて心がけるようにしましょう。
 
・刺された場合の対処法
蜂に刺された場合は、次の対処法を実践してください。
 
1.身の安全を確保した上で症状を確認する
2.ピンセットなどで蜂の針を抜く
3.毒を絞り出して冷水で洗う
4.虫刺され用の薬を塗る
5.患部を冷やす
6.痛みがひどい場合は病院へ行く
 
上記の手順で耐えられるほどの辛さなら病院には行かなくても良いですが、痒みや腫れが続く場合は皮膚科へ、全身に症状が現れている場合はアレルギー内科を受診してください。
 

まとめ

 
蜂アレルギーは誰しもがなる可能性があります。
夏場は蜂が活動的になるので、刺されない予防策や刺された際の対処法を常に押さえておくことが大切です。
 
特にスズメバチやアシナガバチは攻撃的なので、近くに巣がある場合は注意が必要。
 
今まさにスズメバチなどの巣が近くにあるという方は、安全に過ごすためにもぜひ「蜂の救急隊」で蜂の巣の駆除をご検討ください。