報奨金目当てにアライグマ駆除?そう簡単ではない捕獲や駆除

 
野生動物による農作物被害などが大きいこともあり、駆除する動物によっては報奨金が市区町村で設定されていることもあり、狩猟をする方もいらっしゃいます。今回は、報奨金目当てにアライグマ駆除?そう簡単ではない捕獲や駆除についてお伝えします。
 

報奨金目当てにアライグマ駆除

 
日本には多くの野生動物が生息しており、なかには畑を荒す厄介な動物もいます。
シカやイノシシといった大型の動物であったり、中型のアライグマにハクビシン、小型のネズミなどは農作物を荒す存在として問題視されることが多々あります。
 
そして、これらの害獣のなかには、駆除することで報奨金を得られるケースもあり、狩猟を生業にしている方もいらっしゃいます。
 
また、狩猟した動物の肉や毛皮を販売し、生計を立てることも出来ますし、駆除作業によって料金を得るといったビジネスにも発展していきます。ただし、これらのモデルも完全に成功するという訳でもありませし、報奨金目当てで駆除作業を行おうとしても、確実な収入源となるとは限らないので気を付けなければなりません。
 

そう簡単ではない捕獲や駆除

 

 
報奨金が出るからと言って、どこででもアライグマを捕獲駆除しても、お金が支払われるという訳ではありません。報奨金制度を設定している、市区町村で作業を行わなければ、報奨金は出ません。
 
また、アライグマは鳥獣保護管理法によって守られている動物ですので、自治体や役所での申請手続きを行わなければ駆除作業を行えませんし、狩猟免許がなければ箱わななどを設置することができないため、捕獲自体が困難なのです。
 
害獣駆除において報奨金が出るという事を知ったからといって、越えなければならない問題が幾つもありますので、報奨金で生活ができるなどと考えない様にするのも大切なのです。
 

まとめ

 
農作物被害や家屋への棲み付きなどの問題を引き起こすアライグマなどの野生動物の中には、報奨金制度を設けられ、駆除作業を依頼する市区町村があります。
ですので、害獣駆除を行って報奨金を貰う事も可能なのですが、一般の方が急に作業を行おうとしても、知識や技術に資格も不可欠となりますので、簡単ではないのです。
 
従って、アライグマなどの駆除作業でお困りの場合は、プロの駆除業者に力を借りることをおすすめします。