増える前に気付く!ネズミの侵入はラットサインで判別

 
ネズミに棲み付かれたことに、足音や鳴き声で気づくといったこともありますが、すでに一匹以上の大所帯となっている可能性があります。繁殖に至り、個体数が増えれば駆除も大変。今回は、増える前に気付く!ネズミの侵入はラットサインで判別について紹介していきます。
 

ネズミの侵入場所はたくさん

 

 
ネズミは体が小さいため、500円玉のわずかな隙間があれば侵入は、お手の物。
そのため、ガス管や排水管の隙間。換気扇やエアコンの導入口といった箇所がネズミの侵入ルートとなることも珍しくはありません。
また、泳ぎが得意なドブネズミはトイレの配管から上がってくることもありますし、高所が得意なクマネズミは瓦やトタンの隙間など高い場所から侵入してきます。
例えネズミの体では通ることが難しそうな小さな穴でも、侵入口となると分かれば、通れるサイズまで頑丈な歯で齧って穴を拡大することもあります。
 

ラットサインを見逃すな!

 
ネズミは警戒心の強い生き物であり、夜行性でもあるため、人間がネズミの姿を確認できるケースは、あまりありません。
足音や鳴き声で気づくことが出来るかもしれませんが、その時にはネズミの個体数が増えている可能性があり、駆除するのが難しい状況に陥ってしまっているかもしれません。そのため、ラットサインを見逃さないことが重要となるのです。
 
ラットサインとは、
・ネズミの体から分泌された脂がこすれて付いた黒ずみ
・ネズミの糞
・配線やケーブルなどの齧った形跡
・足跡

といったネズミが残している痕跡のことです。
 
ラットサインが見られるのはネズミの移動経路となりやすい壁沿い、柱、天井。ネズミが出入りできる小さな隙間や穴となります。
 
家具が齧られたり、食品が荒らされていれば異変に気が付きやすいのですが、黒ずみ、足跡、糞などは、ネズミの体が小さいということもあり、些細なもので「ただの汚れかな?」と素人目では判断が難しいかもしれません。
 
ですが、ラットサインというものを知っていることで、異変に気が付きやすくなりますので「ラットサインかも…」と感じた場合には「勘違いかもしれない」と放置せずに駆除に向けた行動を起こしていきましょう。
 

まとめ

 
住居に侵入されたら、ネズミの個体数が増える前に早期駆除が大切となってくるため、ラットサインをチェックしてみましょう。
特に、周囲の建物が取り壊されたり、空き家となった場合にはネズミが引っ越してきたり、食べ物を求め新たに侵入されることもあるため、周囲の環境変化にも注意してください。
 
もしネズミの侵入が不安でしたら、ネズミの習性を理解しラットサインの場所も熟知しているプロのネズミ駆除業者に調査してもらうのがオススメです。