夏先あたりになると、女王バチがハチの巣を作りだしますが、家屋などの建物に巣作りされないために出来る事がいくつかあります。今回は、夏から秋にかけてハチの巣を作らせないための予防対策!についてお伝えします。
ハチの巣はいつ頃作られる?
ハチは、女王バチは1年、働きバチは1ヶ月、オスバチは3〜4ヶ月ほどで寿命をむかえます。そして、9月〜10月に生まれる新しい女王バチのみが越冬し、その他のハチは11月〜12月になると寿命を迎える事となります。スズメバチやアシナガバチといった種類のハチは、春や夏先ごろから新たな巣作りを始めます。
これが、ハチの生態です。
そのため、ハチの巣も一年でもぬけの殻になるので、放置しておいても大丈夫と考える方もいますが、実際には、蜂の巣は駆除した方が良いです。
春先に新たな女王バチが棲み付く可能性があります。
ただし、この引越しをするハチは、スズメバチやアシナガバチなどの種類が主に、このサイクルで生息します。
一方で、ミツバチは、何年も同じ巣で生活するケースも存在しますので、ハチの巣を見つけた場合は、どんな状況であれ駆除することをおすすめします。
巣作りされないための予防対策
春先や夏先になると女王バチが巣となる場所を探し飛び回ります。
餌が確保しやすく安全そうな場所を選ぶため、森林や家屋の壁の隙間に屋根裏、地下室など人気の少ない場所などを選びます。
人間の生活圏にも巣作りするため、巣を駆除したとしても翌年にまた同じ場所に巣を作られるケースも多く、予防対策を講じる必要性があります。
ハチに巣作りされないためには、まず、前年などに巣を作られていた場合は、再利用されないためにも巣を除去しましょう。もちろん、巣にハチが残っていないか確認してから、排除しなければなりません。
そして、ネットなどで購入できる忌避スプレーを塗布し、ハチが近寄らない様な対策を講じることが大切です。この程度の作業であれば、自分でも行える可能性は高いです。
ただし、予防対策を行う前に、周りの環境を確認しましょう。
もしかしたら、新たな巣が近くに作られていれば、刺激しハチに襲われる可能性が高まります。
まとめ
スズメバチやアシナガバチの巣は、一年で用済みになります。
翌年には、ハチが棲んでいない可能性も高いのですが、新たな女王バチが再利用する可能性もあるため、しっかりとハチの巣は駆除しなければいけません。そして、新たにハチの巣を作られないためにも、予防策を講じておきましょう。
そして、蜂の巣を作られて困っている方は、「蜂の救急隊」にご相談くださいませ。