害獣に棲みつかれた?コウモリの糞と他の動物の糞を見分ける方法

 
害獣が棲みついた事に気が付いても、どんな生物が住んでいるのか分からず不安を感じる方は多いことでしょう。その際には、糞を目安にすることで害獣の種類を特定できるケースもあります。今回は、害獣に棲みつかれた?コウモリの糞と他の動物の糞を見分ける方法についてお伝えします。
 

コウモリの糞と他の動物の糞を見分ける方法

 
コウモリの糞は、一般的に「コウモリのふん」または「コウモリのゲラン」と呼ばれます。これは、コウモリが群れで生活する場所に積もる糞のことです。コウモリの糞は、見た目や臭いに特有の特徴があります。以下は、コウモリの糞を見分けるためのいくつかのポイントです。
 
1. 外観
コウモリの糞は一般的に小さな円錐状または円筒状で、先が尖っていることがあります。単体では小さいですが、群れで積もると大きな集積物になります。
 
2. 色
コウモリの糞の色は一般的に黒色または茶色をしています。ただし、コウモリの種類によって色は異なる場合があります。
 
3. 硬さ
コウモリの糞は通常、硬い粒状で、他の動物の糞とは異なり、比較的硬さがあります。
 
4. 臭い
コウモリの糞には、特有の臭いがあります。これは一般的には動物の糞独特の匂いで、他の動物の糞と異なります。
 
5. 集積場所
コウモリは群れで生活し、通常は洞窟、建物の屋根裏、橋の下などに集まります。したがって、これらの場所で見かける糞がコウモリのものである可能性が高いです。
 
コウモリの糞の見分けは、これらの特徴を総合的に考慮することが重要です。ただし、取り扱いには注意が必要で、コウモリの糞が感染症を運ぶ可能性があるため、直接手で触れないようにしましょう。
 

害獣に棲みつかれた?

 

 
前項の様な異変に気が付いた場合に、もしかしたら既に害獣が棲みついている恐れがあります。特に、コウモリの様な鳴き声がない・動き回らない動物であれば、棲みついていることに気が付けない可能性も高いのです。だからこそ、糞などの痕跡が鍵にもなるのです。
 
また、そういった異変に気が付いたら放置するのではなく、早急に駆除することが重要です。しかし、個人でコウモリを駆除しようとすれば、感染症のリスクであったり、駆除方法を知らない方ですと、間違った方法を取ってしまう可能性もあります。
 
ですので、コウモリなどの害獣が棲みついてしまった場合には、プロの駆除業者へ依頼することをおすすめします。
 

まとめ

 
近年、都心部でもコウモリが発見されたり、棲みつかれるような被害が拡大しています。
その痕跡を見逃さないためにも、糞などが住まいの周りに落ちていることに気が付きましたら、早急に対処していくことが重要です。