東京や神奈川県など関東圏エリアでも、ハクビシンによる被害が拡大している状況で、ハクビシンを忌避したいと考える方は多いことでしょう。今回は、害獣のハクビシンが家屋に棲み付かないための弱点はあるの？についてお伝えします。
 

ハクビシンが棲み付くリスク

 
害獣のハクビシンが家屋に棲み付いた場合には、獣臭などが充満し、臭くて生活できないといったストレスを抱えたり、ハクビシンが媒介する病原菌やウイルスに感染する恐れがあります。また、糞尿によって、家屋に臭いが染みつけば、駆除後に消毒作業や最悪の場合にはリフォームが必要になることも考えられます。
 
そのため、ハクビシンが棲み付いてしまうのはリスクでしかありません。
また、ハクビシンに寄生したノミやダニが大量発生すれば、家屋に住む人やペットなどに寄生して、別の健康被害を受ける恐れもあるので、棲み付かれることは危険な状況と言えます。
 
ですので、ハクビシンが棲み付いてしまわないような忌避作業であったり、棲み付いてしまったら早期駆除が不可欠なのです。
 

ハクビシンの弱点

 

 
ハクビシンが棲み付かないように、対策することは非常に重要となります。
そこで、ハクビシンの弱点を知り、対策を講じることも大切なのです。
 
一般の方でもできる忌避対策についてもご紹介します。
まずは、忌避剤の散布です。
ハクビシンは人間よりも鋭い嗅覚を持っていますので、苦手な臭い（ハーブ類や天敵の尿に木酢液など）を家屋の回りなどに撒いて、近付けさせないという方法となります。
 
また、設置が簡単な防獣ライトも、一般の方が使いやすい忌避アイテムです。
防獣ライトは、太陽光充電式の物を設置すれば、自動的に夜間になれば作動し、動物の動きに合わせて強い光を点灯させ、害獣がビックリして逃げるというアイテムです。どのような場所にでも仕掛けられるため、近年利用者が増えているアイテムとなります。
 
ただし、これらの忌避アイテムの効果は、一定期間しかハクビシンに効きません。慣れてしまっては、棲み付かれるリスクが高まりますので、忌避剤の種類を変えたりするなど調整が必要となります。
 
ですので、一番大切なのは家屋に侵入されないようにパンチングメタルで侵入経路を塞いだり、家屋のメンテナンスを行って、ハクビシンが近づかないようにすることが大切です。
 

まとめ

 
ハクビシンが家屋に棲み付く被害が拡大していることもあり、忌避対策は非常に重要です。しかし、ハクビシンに対する知識がプロの駆除業者よりも劣っていれば、対策を講じても、棲み付かれるケースはあります。今回紹介した、忌避アイテムも完璧に忌避できるという訳ではありませんので、侵入経路をしっかりと塞いで、棲み付かれるリスクを軽減させることが重要です。