近年、コウモリが家屋や工場などに棲みつくことも増え、駆除するための方法をネットなどから情報を得る方も多いことでしょう。今回は、害獣駆除方法とは？コウモリにネズミ用の燻煙剤でも効果あるについてお伝えします。
 

コウモリにネズミ用の燻煙剤でも効果ある？

 
コウモリが棲みついてしまった場合に、駆除手段を模索する方は多いと思います。
棲みつけば被害は拡大していく一方だからこそ、早急に対処しなければなりません。
 
そのため、近くのホームセンターや薬局などで販売されている、ネズミ用の燻煙剤など代わりになるといった情報がブログに記載されていることもあります。
 
実際に、コウモリ用の燻煙剤と似た成分が配合されているため、効果がないという事はありません。むしろ、広範囲に広がる煙ですので局所的にしか効き目のない忌避スプレーなどを利用するよりは効果的となっていますので、緊急対応として利用するには良い商品となっています。
 
ただし、絶対的に駆除できるという保証はありませんので、利用する際は注意しましょう。
 

コウモリの駆除方法について

 

 
コウモリが棲みついたら、早急に駆除対処しなければならないのですが、燻煙剤を利用するにしても、正しい手順で作業を行わなければ、効果を得られないだけでなく、法律を違反する恐れもあるのです。
 
まず、コウモリは鳥獣保護管理法によって守られている動物です。駆除作業や捕獲するとなれば、自治体や役所への申請などの手続きが必要となります。また、手続きを行わず捕獲・殺傷した場合には、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられてしまいます。
 
そのため、燻煙剤を利用する場合であっても、手続きを忘れてはいけません。
また、使用する場合には、殺傷しない様に侵入経路の全てを閉ざして作業をするのではなく、逃げ道を作って追い出しきることが重要なのです。そして、完全駆除した後には、清掃や消毒し、侵入経路を全て閉ざす必要性があります。
 
このように、作業を行うとなれば、かなりの労力や時間も必要ですし、知識や技術も不可欠となる作業となりますので、自分では対処しきれないと感じた場合は、プロの駆除業者へ相談することをおすすめします。
 

まとめ

 
害獣の被害は近年非常に大きな問題となっており、畑などを荒らすだけでなく、家屋に棲みつき健康被害や家屋の老朽化につながる問題を引き起こしています。そのため、見つけたら早急に駆除作業が必要とされます。ネズミ用の燻煙剤やコウモリ専用の忌避スプレーなどさまざまな商品が販売されていますが、これらのアイテムを利用して駆除作業を行うにしても、知識や技術に手続きも必要となります。放置すれば被害は拡大するばかりですので、ご自身では作業が困難だと判断されましたら、早急にプロの専門業者へ依頼することが重要です。