家に棲み付く害虫や害獣と言えば、ゴキブリやネズミなどが考えられますが、現在の日本では、珍しい動物が棲み付き厄介な問題を引き起こすケースが増えています。今回は、家に棲み付くのはゴキブリやネズミだけじゃない!ハクビシン駆除についてお伝えします。
一般的な駆除だけではない!
日本で厄介な害虫や害獣としてポピュラーなのは、ゴキブリやネズミ、蜂やアリなどが考えられていますが、それ以外の動物による被害が、近年増えている状況です。
農作物被害だけで見れば、やはり熊やシカなどが大きな被害を齎している事実は変わりないのですが、海外から輸入された外来種による被害が拡大しています。また、この外来種の被害が、農作物だけでなく、家屋へ棲み付くといったトラブルにも発展しているのです。
特に野生動物で問題視されているのが、ハクビシン・アライグマ・イタチといった害獣になります。家屋に棲み付くことで、健康被害をもたらす病原菌などを振り撒く恐れがあるのです。また、糞尿や食べ残しが腐敗することで、家屋の老朽化にもつながるため、放置することが出来ない存在となります。
スズメバチの様に、越冬せず巣からいなくなるタイプとは違い、棲み付かれてしまうと、駆除や捕獲しない限り被害を食い止められないため、厄介で面倒な相手とも言えるのです。
ハクビシン駆除をしましょう!
一般的にゴキブリやネズミなどの害虫や害獣が多い家屋では、ハクビシンなどの害獣が棲み付く可能性があります。これは、ゴキブリやネズミがハクビシンにとって餌となるからです。棲み付いた家屋から出ずに食料を得ることが出来る環境というのは、身を危険にさらすことがなくなるので棲み付かれると駆除も一筋縄ではいかなくなります。
ですので、ハクビシンなどに棲み付かれたくないと考えるのであれば、まずは家屋の環境を清潔に保ち、害虫や害獣が湧かない状況を作り出すことが大切なのです。
しかし、それでもハクビシンなどが棲み付いてしまった場合には、駆除作業が必要となります。ゴキブリやネズミの駆除であればご自身で作業を行うことは問題ないのですが、ハクビシンなどの野生動物が棲み付いてしまった場合には、鳥獣保護管理法によって守られていることもあり、勝手に駆除作業を行ってはいけません。
自治体への申請手続きを行ってからの作業となり、また、箱わななどを使用して捕獲する場合には、狩猟免許の取得が必要となりますので、気を付けましょう。
これらの作業が自分では難しいと感じる場合には、無理をせずプロの駆除専門業者へ相談し、対処することをおすすめします。
まとめ
家屋に棲み付くゴキブリやネズミも、大量発生すれば健康を害する存在となりますので、早期駆除が必要です。また、放置していれば、その害獣等を餌とする捕食者が棲み付く恐れもあり、さらに家屋の環境が悪くなる恐れがありますので、放置せず、しっかりと対処、駆除していきましょう。