蜂が家屋などに巣作りすると危険だというのは、誰しもが知っていることでしょうし、早急に巣を駆除しようと考える事でしょう。ですが、駆除した後も危険性は高いままなのです。今回は、巣を駆除したのに、蜂が飛び回っているのはなぜ?戻り蜂に注意!についてお伝えします。
巣を駆除したのに、蜂が飛び回っているのはなぜ?
蜂の巣があまり大きくなっていない状況だと、住んでいる蜂の個体数もそう多くはないため、忌避スプレーなどを使用して、自分で駆除される方もいるでしょう。
そして、蜂の巣が無くなってもう安全と考える方はかなり多いと思いますが、実は、危険はまだ去ってはいないのです。
これは、蜂の巣を駆除する時間帯や蜂の種類にもよるのですが、蜂は夜間は活動せず巣に戻るため、夜間駆除を行えば殆どの蜂を一度に駆除することが出来ます。
しかし、日中は働きバチは、巣の外で活動しているため、日中に巣を落とすとかなりの数の働きバチは、生きたまま巣を失うことになります。そうなると、巣があった場所に戻ってきて周囲を探し回ります。この働きバチは非常に危険ですので、近寄らないことをおすすめします。
戻り蜂に注意!
蜂の巣を発見し、作業がしやすい場所にあれば、防護服を着て忌避剤を使用して駆除することは一般の方でも可能だと思います。
しかし、夜間に作業するのは怖いと感じる方は多いこともあり、日中に作業を行うケースは少なくありません。そうなると、作業後すぐや駆除から数日後に戻り蜂に刺されてしまったといった報告は多いため、ご自身で作業した場合、作業後も気を付けなければなりません。
これは、忌避剤などを撒いたとしても、自身の女王が住む巣まで戻ろうとする本能が備わっているため、巣があった場所に寄り付かないというのも難しいと言えます。
ですので、駆除後はむやみやたらに巣のあった場所に行かない、網戸などをせずに窓を空けないといったことが大切になります。
戻り蜂の事も考慮して作業を行うことが重要。
そして、蜂の巣の駆除はプロへ依頼した方が、安心した生活を早く取り戻すことが出来ます。
まとめ
蜂の巣を駆除すると、その周囲を飛び交う蜂がいます。これは、巣を無くした戻り蜂です放置しても数日から2週間程度でいなくなり、命を落とすことになりますが、攻撃性も高まっている状態となるため、むやみやたらに近づいてはいけません。
蜂の巣を駆除する際には、このような知識や経験も必要となってきますので、蜂の巣の駆除でお困りの方は【蜂の救急隊】へご相談下さいませ。