アライグマが家屋の屋根裏や壁の隙間に棲みつくと、健康的被害を懸念する方が多いのですが、実は、家屋にも大きな被害を齎すのです。今回は、断熱材を利用して巣作りをするアライグマが棲みつく場所についてお伝えします。
アライグマが棲みつく場所
アライグマは非常に器用で、さまざまな場所で巣を作ることができます。断熱材のある場所もその一例です。アライグマが好む断熱材のある場所は、通常、次のような特徴を持っています。
1.屋根裏や天井空間
アライグマは屋根裏や天井の空間を好んで巣を作ります。断熱材のある場所は、保温性が高く、アライグマにとって快適な環境となります。
2.壁の中
アライグマは壁の中に穴を作り、その中に巣を作ることがあります。断熱材があると、その中に巣を作りやすくなります。
3.床下空間
地下や床下の空間もアライグマが巣を作る場所の一つです。断熱材のある床下空間は、保温性があり、アライグマにとって理想的な巣の場所となります。
4.建物の隙間や通気孔
アライグマは建物の隙間や通気孔を利用して侵入し、その中で巣を作ることがあります。断熱材のある隙間は、彼らにとって安全で快適な場所となります。
アライグマの巣を見つけた場合は、専門の害獣駆除業者に相談し、適切な対策を講じることが重要です。アライグマは非常に頭が良く、駆除が難しい場合がありますので、プロの助けを借りることが賢明です。
駆除が遅れると家屋がダメになる?
アライグマが家屋に棲みつくと、病原菌などを振り撒き感染症などの問題に注目されがちですが、それ以外にも家屋自体に大きなダメージを与え、家屋の価値を下げ寿命を縮めてしまいます。
断熱材が剥がされれば、家屋としての断熱効果など住みやすい環境が損なわれてしまいます。長期間棲みつかれていれば、駆除後の修繕費などは非常に高くなるため、アライグマが棲みついてしまった場合には早急に駆除が必要です。
まとめ
アライグマは近年、都心部などでも目撃情報が増えている害獣です。家屋に棲みつかれてしまうと、大きな問題を抱えることにもなるため早急な対処が求められます。
一般的には害獣駆除の専門家に依頼することが重要です。また、その連絡や相談が遅くなるほど、家屋へ与えるダメージも大きくなり、修繕費や改修費が高くなる傾向にもありますので、害獣に棲みつかれた事に気が付きましたら、早急に対処していくことをおすすめします。