日本で狂犬病に感染する?アライグマに無暗に近づいてはいけない

 
野生動物がなぜ危険なのかというと、狂犬病などさまざまな病原菌を媒介しており、噛み付かれたりして感染すると、体調を崩したり生死にかかわる問題に発展する恐れがあるからです。今回は、日本で狂犬病に感染する?アライグマに無暗に近づいてはいけない!についてお伝えします。
 

日本で狂犬病に感染する?

 
日本では、2020年に狂犬病患者が確認されています。
日本での感染患者数自体は非常に少ないのですが、世界的には狂犬病に感染する方は非常に多い状況です。
 
また、狂犬病に感染すると治療法がないため、殆どの方が命を落とす非常に危険な病気だという事を知っておきましょう。
 
そして、野生動物の中では、この狂犬病を媒介している可能性が高い動物も多いことから、仮に噛まれてしまったり引っ掻かれてしまった場合には、放置するのではなく、病院へ早く行くことが大切になります。
 
病院で診察してもらう事の重要性は、狂犬病だけでなく野生動物によって引き起こされる病気に感染している場合に早期発見にもつながるため、被害に遭った場合には、病院へ行きましょう。
 

アライグマに無暗に近づいてはいけない

 

 
アライグマが媒介する病原菌の中には、狂犬病を持っているとされていることから、家屋に棲み付かれた場合や、屋外で見かけたとしても無暗に近づいて撫でたり、触ろうと考えるのは非常に危険です。
 
もし、アライグマに棲み付かれてしまった場合には、ご自身で対処しようとするのではなく、プロの駆除業者へ依頼して対処した方が安全です。アライグマが棲み付く場所の多くは、屋根裏などの高所や作業がしにくい狭い場所となるため、慣れていない方にとっては作業が困難となります。
 
また、防護服であったり、害獣に対する技術も一般の方は持っていませんので、被害に遭われてしまっている場合には、プロの駆除業者へ相談し対処してもらいましょう。依頼することで安全に快適な暮らしを取り戻せることにもなりますので、無理をしないことも非常に重要です。
 

まとめ

 
日本でも狂犬病の被害は出ていますが、世界から見ればその割合は低い状況となります。しかし、狂犬病を発症してしまうと大抵の確率で、死に至る病ですので、ワクチン接種などを行っていない野生動物などとは、関りを持たない様にして、距離を取ることが重要です。そして、家屋に棲み付かれてしまった場合には、ご自分で対処するのではなく、プロの駆除専門業者へ依頼しましょう。