アライグマが家屋に棲み付き、空間的に生活を共にしていると、さまざまな被害を受けることになるため、放置するべきではありません。今回は、棲み付いたアライグマを放置するとどうなる?駆除の重要性についてお伝えします。
棲み付いたアライグマを放置するとどうなる?
アライグマなどの害獣は、近年都心部などの家屋にも棲み付くこともあり、問題視される傾向にあります。
また、異変に気が付いたとしても、自分で対処ができないこともあり、放置してしまうご家庭も少なくはありません。そういった場合には、健康被害や家屋の損傷などが大きくなり、生活にも支障がでるため、放置することは非常に危険な状況となります。
ただし、このアライグマを始めとする中小型の害獣は、夜行性でもあり、グループを形成するなど棲み付いている個体数が増えなければ、異変に気が付きにくいものです。また、糞尿などの臭いがキツく感じられる様な状況があらわれなければ、気が付けない可能性も高いのです。
従って、放置するとどうなる?というよりも、放置せざるを得ない状況となっている可能性も否定できません。ですので、異変に気が付いたら早急に対処しなければならないという状況です。
駆除の重要性
害獣が棲み付いているといった異変に気が付く要素は幾つかあり、まずは、臭いです。野生動物特有の動物臭があります。ペットを飼われているご家庭などでは発見が遅れる可能性はあります。また、食べ物や糞尿などのシミや異臭によって発見されることがあります。
続いては、棲み付いた害獣が出産をして、赤ちゃんや子供が増え、鳴き声や足音などの異音による変化によって、気が付くケースがあります。ただ、これは夜行性の動物でもあるため、寝室から離れている場所などでは、必ずしも気が付けるとは限りません。
このような異変に気が付くことができれば良いのですが、実害を被って気が付くケースもあります。ノミやダニが増殖して皮膚病や喘息などの健康被害が生じて、本を正すと害獣によるものだったなどの被害もあるので、非常に危険なのです。
このように、害獣が棲み付くことで人間や家屋に齎す被害は甚大ですので、早急に駆除に取り掛からないといけません。ただし、害獣駆除の作業は、害獣を捕まえるだけでなく、棲み付いた箇所の清掃や消毒作業も必要ですし、二度と棲み付かせないために侵入経路を閉ざすなどの作業が必須となります。ご自分で行うには、非常に大変な作業となりますので、プロの駆除業者へ依頼して対処することをおすすめします。
まとめ
近年、都心部などでも影響を及ぼすアライグマなどの害獣による被害は増えており、悩まされるご家庭も少なくはありません。また、厄介なことに、棲み付かれたことに気が付かず放置してしまっているご家庭も多いのです。
些細な変化に気が付ければ良いのですが、実害が出て気が付くケースが多いため、そこからは放置してはいけません。必ず、何か変化に気が付いたら早急に、駆除業者へ相談し、調査してもらう事も大切ですので、被害を拡大させない様に行動しましょう。