都心でも夜間や明け方に見かける事のあるドブネズミですが、建物にも棲み付くこともあり、多くの被害を被る可能性の高い害獣なのです。今回は、畑やお家に棲み付くドブネズミ!早く駆除しないと大変な理由についてお伝えします。
ドブネズミについて
ドブネズミは、雑食性であり、植物、穀物、果実、昆虫などを食料とするだけでなく、ごみ箱や食料品の保管場所などから人間の食物を見つけ出し食べることもあります。そのため、人間の作り上げる環境にも適応してしまうのです。
そのため、建物の内部に巣を作ることがあります。壁の間、床下、天井裏、屋根裏、断熱材の中など、暗くて隠れることができる場所を好み、古い建物や放置された建物では、巣穴や巣が見つかるケースがよくあります。また、これらの巣には多くのドブネズミが巣作りしていることもあり、近辺での被害も拡大しやすくなります。
なによりも、ドブネズミは繁殖力が高く、年間を通じて繁殖することができます。一度の出産で数匹から数十匹の子供を産むことがあり、繁殖力の高さがネズミの急速な増殖につながることもあります。
従って、ドブネズミの痕跡を見つけたら、早期駆除が必須となっていくのです。
早く駆除しないと大変な理由
ドブネズミなどの害獣は、繁殖性が高い傾向にあり、一年放置するだけでそのグループの個体数は百を超えることもあるため、早く駆除しなければ痛い目を見る可能性が高いです。
まず、農作物への被害。これは年間でも大きな被害で、農家などには大打撃を与えることにもなります。また、一般家屋や建物では、配線を嚙み切られ火災に発展するケースや排泄物や死骸によって悪臭が漂うだけでなく、ダニやウジなどが沸き健康被害を被ることも考えられます。そして、駆除しようとした際に、ネズミの反撃に合い噛みつかれるなどの怪我をする可能性もあります。
このような被害は、個体数が増えれば増えるほど、影響が大きくなりますので、早急に対策しなければなりません。しかし、どこに棲み処があるか分からない、駆除の仕方がわからないなど、経験による知識や技術も必要となってきますので、自分でなんとかしようとしても、完全駆除に至らず被害を食い止められないケースもありますので、プロの専門業者へ依頼した方が良いでしょう。
まとめ
ドブネズミによる被害は、年々拡大し問題視されています。
繁殖率も高いため、駆除も簡単ではありません。しかし、棲み付かれない様にし、駆除していけば被害を食い止められる可能性は高いのですが、ドブネズミの生態であったり行動性まで把握しているという一般の方はいません。そうなると、トラップを掛けたとしても駆除出来ない可能性もあるので、完全駆除するためにもプロの業者を頼りましょう。