網やネットじゃ防げない?イタチ駆除が難しい訳について

 
害獣が侵入しない様にと、網やネットを通気口や壁の隙間に設置して寄り付かせない様にするという方がいますが、そのような方法では排除できない可能性があります。今回は、網やネットじゃ防げない?イタチ駆除が難しい訳についてお伝えします。
 

イタチは簡単にすり抜ける網やネット

 
害獣の被害を食い止めるために、畑や家屋にネットや網を仕掛ける方がいらっしゃいます。
そうすることで、大型の動物が荒せないであったり、網目よりも大きな動物はすり抜けることが出来ないため、目的地へ辿り着けず被害を食い止めることができます。
 
しかし、イタチに関して言えば、500円玉程度の隙間があればすり抜けて行くことができるため、家屋や畑への侵入が容易く、被害を受けるケースは非常に多いのです。
 
また、イタチは雑食性でもあるため、野菜や果物だけでなく、鶏舎に入り込みニワトリやひよこに卵を捕食してしまう事もあるため、しっかりとした対策が必要不可欠になります。
 

網やネットでは防げない!

 

 
イタチによる被害を食い止めるとしたら、鉄製のパンチメタルなど噛み切れなく、隙間も小さなタイプの物で塞ぐのが効果的になります。
網などの目が小さくても、口先が入れば食い破って中に侵入される可能性もあるため、食い破ることが困難な鉄製などを利用するのがベストです。
 
また、家屋の屋根裏などに侵入されて棲み付かれてしまった場合には、燻煙剤を使用して排除する方法もありますが、網やネットがあることで出口を邪魔してしまい、逃げ場が無くなり殺傷してしまう恐れがあります。そのため、作業前には必ず、出口は開けておきましょう。
 
仮に、殺傷してしまった場合には、鳥獣保護法によって守られている動物ですので、法を犯す行為とされ、罰を科される可能性があります。
 
このように、イタチを忌避したり駆除することは非常に大変な作業でもありますので、自信がない方は、プロの駆除専門業者へ依頼して対応してもらう事をおすすめします。
 

まとめ

 
イタチによる被害は近年、全国的に広がっています。
畑や鶏舎に家屋などさまざまな場所で被害を与えていることもあり非常に厄介な害獣です。
そのため、対策を講じようとしてネットや網を設置する方もいらっしゃいますが、ナイロンやポリエチレンなどの素材では簡単に食い破られてしまうケースもありますし、ネットの隙間から侵入する恐れもありますので、使用する素材などにも気を配りましょう。