ハクビシンが家屋に棲み付いたり、自宅周辺でハクビシンを見かけた際に、自分で出来ることはないだろうかとネットで調べたり、YouTubeなどの動画を探すケースは少なくはありません。今回は、自分でできるハクビシン対策とは?忌避や駆除についてお伝えします。
自分でできるハクビシン忌避対策とは?
ハクビシンは近年、千葉県や神奈川県に栃木県などの関東圏でも、その猛威を振るっており、対策を講じなければ、家屋に棲み付かれるなどの問題を引き起こす可能性があります。
自分で対策するとなれば、いくつか手段があります。
一般的な手段としては、忌避作業となります。
ハクビシンが苦手とする臭いの忌避剤や天敵となる犬やオオカミなどの臭いのするものを利用することで、ハクビシンを遠ざける事が出来ます。
また、ハクビシンが家屋などの建物に巣作りする理由としては、身を安全な場所に隠すためであったり、餌となる物が豊富であるということが考えられるため、屋根裏であったり壁の隙間に、床下への侵入経路を塞ぐ事でも、ハクビシンの被害を食い止められます。
また、ゴミを出す際に、簡単に袋を空けられ、生ごみなどを餌として渡さない様にするために、蓋つきゴミ箱などに入れて回収してもらう様にするなど、ハクビシンの餌となり得る食べ物をしっかりと隠すことが重要です。
これらの対策を行うことが、一般の方でもできる方法となります。
ハクビシンの駆除作業について
ハクビシンの忌避作業や侵入経路を閉ざす手段というのは、一般の方でもできる作業ではあるのですが、それでも。棲み付かれるリスクがゼロになったわけではありません。
そのため、ハクビシンが棲み付いた場合には、駆除作業を行わなければならないのですが、ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られているため、自治体や役所での手続きを行って作業にあたらなければなりません。また、箱わななどの捕獲方法を考えている方は、狩猟免許の取得が必要となるなど、駆除・捕獲作業は簡単ではありません。
ですので、駆除・捕獲が必要な場合は、プロの駆除業者へ依頼して対処することをおすすめします。安全性が高く、確実にハクビシンを駆除できる方法ですし、清掃や消毒作業に侵入経路を塞ぐための作業まで依頼することが可能となりますので、早期駆除・再発防止策を講じるのであればプロに任せましょう。
まとめ
ハクビシンは近年、都心部でも棲み付く厄介な害獣となります。
健康被害や家屋の老朽化などの問題を引き起こすため、自分でできることはやっておきたいと考える方も多いことでしょう。知識を増やすことはネットやYouTubeなどを活用すれば可能ですし、対策を講じることによって、ハクビシンが寄り付かなく可能性もありますので、不安な方はハクビシン対策を実行しましょう。
それでも、絶対に棲み付かれないという保証はありませんので、もし、棲み付かれてしまった場合は、放置せず、プロの駆除業者へ依頼して対処して行くことをおすすめします。