自分でアライグマを捕獲しても、その後の処分までが大変

 
自宅などにアライグマが棲み付いてしまった場合は、病原菌や家屋の劣化が怖いため、早急に対処しなければなりません。そして、ご自身でなんとかしようと考える方もいらっしゃいます。今回は、自分でアライグマを捕獲しても、その後の処分までが大変についてお伝えします。
 

アライグマの駆除方法

 
アライグマを駆除する方法は、ネットを少し調べると、何十件もの情報がヒットするため、必要な手続きであったり、利用可能な道具や罠についても理解できる方は多いと思います。
 
そういった情報を仕入れてみると、捕獲や追い出すための作業自体は、そう難しいこととは感じないでしょう。
 
そして、自治体や行政に提出しなければならない書類を提出したり、狩猟を可能とする試験を突破するなど、時間や費用は掛かりますが、誰しもが対策を講じられるようにはなります。
 
また、駆除グッズなどはネットで簡単に購入が出来るため、罠を設置して捕獲できて安心だと感じる方も多いことでしょう。ただし、この捕獲後こそが、重要で大変なのです。
 

アライグマの処分について

 

 
アライグマを捕獲したことで、家屋への損傷や健康的被害が無くなりますが、捕獲した時点では、まだ作業は終わっていません。捕獲した個体をどう処分しなければならないのか自治体によって異なります。
 
自治体が引き取ってくれるというケースも稀にありますが、大抵は、ご自身でアライグマを焼却し、埋却出来る状況まで行わなければなりません。そして、焼却するには、命を奪わなければならないんですが、愛くるしさのある顔立ちのアライグマを処分するとなると、心が痛むといって作業に移れない方が非常に多いのです。
 
また、アライグマが住処としていた場所には、糞尿であったりエサとしていた食べ物の残りなどが腐っていたり、小動物の死骸なども落ちていたりするため、捕獲後の作業の方が精神的負担が大きいため、できないという方は少なくはありません。
 
しかし、この捕獲後の作業から対応してくれる駆除業者は殆どありません。
捕獲作業から自分で行った場合には、最後まで自分で終わらせなければならないので、途中で断念することが許されないという事を知らない方も多いのです。
 
ですので、捕獲後にやらなきゃいけないことを理解し、捕獲から処分まで自分で行えるという自信のある方は、作業を行いましょう。もし、無理だと思う方は、最初からプロに相談することが重要です。
 

まとめ

 
ネットには、捕獲までの情報がたくさん載っています。しかし、捕獲後の事はネットにあまり記載がないので、捕獲後に知って苦労する方が多いです。
ですので、捕獲前に自治体などに確認することが大切なのです。また、プロの駆除業者も途中から作業を引き受けてくれるケースは、ほとんどないので、注意しましょう。