自分でコウモリ駆除をやる場合には足場が悪いから注意!

 
コウモリが家屋の屋根裏などに棲み付いた際に、放置してしまえば環境が悪くなり、病原菌などの感染症やアレルギーによる体のかゆみなどの健康的被害を受けるため、駆除が必要となります。今回は、自分でコウモリ駆除をやる場合には足場が悪いから注意!についてお伝えします。
 

コウモリが棲み付くことのリスク

 
コウモリが家屋に棲み付くとなぜ危険なのか理解していない方も多いことでしょう。
そもそも、家屋のどんな場所に棲み付くのかというと、夜行性のため軒下や屋根裏といった雨や強い日差しから逃れられる場所を好みます。
 
そして、家屋に棲み付くことの多いイエコウモリに関して言えば、体が小さいため、本当に少しの隙間があれば、そこから屋根裏に忍び込むため、いつの間に棲み付かれていたのか気が付くのも難しいと言えます。
 
また、コウモリが棲み付くことで、コウモリが媒介する病原菌などに感染する恐れがあるため、駆除の必要があります。コウモリが持つ病原菌は、ウイルス性出血熱のエボラやマールブルグ、脳炎を起こすヘンドラやニパ、SARS (サーズ)こと重症急性呼吸器症候群、MERS (マーズ)こと中東呼吸器症候群などがあり、感染すれば死に至ることもあるため、非常に危険な動物なのです。
 

コウモリを排除する際には注意が必要!

 

 
コウモリを自身で排除しようと忌避スプレーなどを屋根裏に撒こうとすると、高所での作業となります。普段、清掃することのない足場となる場所ですので、汚れもありますし、滑りやすい可能性もあります。そして、スプレーを散布してコウモリが急に出てくればビックリして高所から落ちて手や足に腰などを強打して骨折の恐れもあります。高所での作業は危険性を伴いますので、落ち着いて作業を行いましょう。
 
また、屋根裏に棲み付いているのがコウモリだけとは限らないためネズミなどの害獣が飛び出してくる事もありますし、ゴキブリなどの害虫も出てくる恐れもあるのです。
そういったことも把握して作業にあたらなければ、高所での作業は非常に危険なので、難しいと思えば、無理に自分で作業するのではなくプロの駆除専門業者に依頼してしまうのも一つの手段です。
 

まとめ

 
コウモリは、いつの間にか家屋に棲み付いている事が多い動物で、その棲み付いているのに気が付くのが遅くなる傾向にあります。健康的被害を受ける可能性も高いため、変化に気が付いたら早急に対処しなければなりません。また、高所での作業となりますので、自分で行う場合は、再三の注意を払って作業にあたりましょう。