ハクビシンが家屋に棲み付いたり、畑などを荒らして困っている場合に、自分でなんとか解決させようとするケースもあるでしょう。しかし、作業にあたって気を付けなければならないポイントがあります。今回は、自分で対処！ハクビシン駆除の仕方で注意するべきポイントについてお伝えします。
 

ハクビシン駆除の注意ポイント

 
ハクビシン駆除を行う場合、注意ポイントはいくつかあります。ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られているため、法律に違反しないように注意しながら、効果的かつ安全な方法で対処することが重要です。
 
まず、駆除作業を行う際に、無許可での捕獲や駆除は違法となりますので、自治体などに問い合わせ、許可の有無が必要か、どうかを確認しましょう。地域によっては専門の駆除業者に依頼する必要があります。また、適切な手続きや報告が求められることもあるため、法律に従った対応が求められます。
 
作業については、忌避剤や毒餌を使う場合、効果が限定的であることを理解しておきましょう。忌避剤は一時的な効果しかないことが多く、再侵入を完全に防ぐには十分ではありません。そして、毒餌の使用は他の動物やペット、子供が誤飲するリスクが高いため、注意が必要です。駆除剤はあくまで補助的な手段と考え、根本的な侵入防止策を併用することが重要です。
 

自分で対処する場合

 

 
ご自分でハクビシンを家屋から駆除する前に、忌避剤や燻煙剤を使用し、家屋から追い出すことに成功した場合、その後の作業も非常に重要です。
 
まず、ハクビシンが家の、どこから侵入しているのかを特定しておくことが大切です。
通風口、屋根の隙間、壁の穴などの侵入口を確認し、作業後にパンチングメタルなどを用いて封鎖し、再侵入を防ぐことが大切です。この対策を怠ると、駆除後も別のハクビシンが再び侵入してしまうことがあります。
 
また、駆除作業も簡単ではありませんし、失敗して警戒されてしまう可能性もあります。
ですので、個人で失敗するのが怖いという方は、プロの駆除専門業者に依頼することが最も安全かつ効果的です。業者は適切な道具と方法で、安全にハクビシンを駆除し、再発防止策も依頼することができますので、不安な方は、プロに頼みましょう。
 

まとめ

 
ハクビシンの駆除は、法律を守りつつ、効果的な方法を選んで行う必要性があります。
侵入経路の確認と封鎖、適切な捕獲方法、安全な駆除アイテムの使用、そして再発防止策を徹底することで、ハクビシン問題を解決することができます。
 
ただし、専門的な知識や技術も必要となってきますので、難しいと感じる方は、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。