蜂の巣が軒下や屋根裏に作られて恐い思いをしている方や、工場などに大きな蜂の巣があって仕事の際も恐怖心があるという方などもいると思います。そういった、環境ではいつ刺されるか分からない恐ろしさがあることでしょう。今回は、蜂に針がついているのはメスだけ!蜂の巣駆除は気を付けようについてお伝えします。
蜂に針がついているのはメスだけ!
蜂の特徴として、人などを刺す針を持つのはメスだけになります。
オスには針が付いていないため、刺されることはありません。
そのため、女王バチと働き蜂のみが針を持っていて、雄バチにはハリが付いていないのです。しかも、繁殖期に入る秋ごろにしか、オスは生まれてこないのです。
ただし、この雄バチは繁殖のために生まれてくるため、生涯の大半を巣の中で生活します。そして、蜂の巣の周りを飛び交っている蜂は、働き蜂となるので刺される可能性が非常に高いという事だけは理解しておきましょう。
蜂の巣の駆除は気を付けよう
攻撃的なスズメバチやアシナガバチなどは、初春に女王バチが巣を作る場所を探し出し、夏頃には働き蜂が繁殖のためや巣を大きくするために、餌を探しに飛び回ります。
そのため、蜂の巣作りに気が付くのは、それなりに巣が大きくなっていたり、働き蜂が飛び交うシーンを目撃するのが頻繁になってからというケースが多いです。
この時に、気を付けたいのが、蜂の巣がどこにあるのか把握できていない場合が一番危険です。間違って、蜂の巣のテリトリーに行ってしまうと攻撃され刺される可能性が高いため、蜂がどのあたりに飛んでいくのか知っておくと良いです。
また、頻繁に家の周辺で蜂が飛び交っているのであれば、早急に蜂の巣の駆除が必要です。
そして、自分で蜂の巣を駆除するのであれば、防護服など蜂に刺されたとしても、肌に針が達しないような状態にして作業にあたらなければなりません。
蜂の巣が大きければ個体数も多いため、非常に危険な作業となりますので、不安な方は確実に蜂の巣を除去してくれるプロの専門業者へ依頼することをおすすめします。
仮に、蜂に刺されアナフラキシーショックなどを起こせば死に至る可能性もありますので、無理に自分でなんとかしようとは思わないことも大切です。
まとめ
針が付いている蜂は雌のみとなり、女王バチと働き蜂のみが針を持ち、雄バチは針を持たないのです。そのため、人が生活している時に襲われる蜂の多くは、働き蜂・雌の蜂となります。また、蜂は一度攻撃を仕掛け針を刺したりすると、フェロモンを放出して他の蜂を呼び寄せる特性がありますので、刺激しないようにすることも重要なのです。
蜂に巣を作られてしまうと、安心した暮らしが送れなくなりますので、蜂の存在に気が付きましたら一刻も早く蜂の巣の駆除を行いましょう。