農家や畜産家にとってハクビシンは天敵!自分でできる対策


 
近年、害獣による農作物や家畜への被害が拡大しています。事業を行う方にとっては、害獣被害が大きくなるとデメリットでしかありません。今回は、農家や畜産家にとってハクビシンは天敵!自分でできる対策についてお伝えします。
 

農家や畜産家にとってハクビシンは天敵!

 

 
農家や畜産家は、野菜や果物に穀類を育てたり、牛やニワトリに豚といった家畜を育て、生計を断てています。その大切なものを奪っていくのが害獣です。
 
畑を荒らされてしまったり、ニワトリなどの動物を狩り、食料として生きているケースが近年増えており、農家や畜産家には収入源が断たれる恐ろしい事態でもあります。
 
日本で最も農作物に被害を与えているのはイノシシなのですが、イノシシは野菜などを餌とするだけで、家畜を食べることはありません。一方で、ハクビシンやイタチにアライグマといった中型の害獣は、雑食性で野畑の野菜や果物に、ニワトリやウサギといった動物を捕食するため、農家や畜産家にとっては非常に頭を悩ませる存在なのです。
 
だからこそ、ハクビシンなどの害獣を放置して、見過ごすことは出来ないのです。自分でもできる対策に講じなければなりません。
 

自分でもできる対策について

 
広大な自然の中に巣作りしている害獣を見つけ出すのは難しいため、畑の周りや家畜小屋周辺から侵入させない様にするしかありません。
 
鉄の柵や電気柵であったり、忌避剤や害獣が苦手とする臭いや音のでる物を設置して近付けさせない様にすることが大切です。これらの対応は、必要な物さえ購入してしまえば、設置は自分でもできると思います。
 
一方で、ハクビシンなどの害獣を駆除・捕獲するとなれば、罠を仕掛けるしかありません。
しかし、鳥獣保護法によって守られている害獣が多いこともあり、傷つけたり殺してしまう事が許されていません。捕獲するのであれば、自治体や行政へ申請してからでなければ、対処できません。勝手に行えば、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金を科せられる可能性があるので注意しましょう。
 
あまりにも個体数が増えている場合は、プロの専門業者の力を借りて、少しずつ捕獲・駆除していくことをおすすめします。
 

まとめ

 
農家や畜産家にとって害獣の被害を受けることは、損失しか生まず生活が立ちいかなくなる可能性があります。そのため、被害を受けない様にするための対策を講じる事や、駆除業者に依頼して対策を行い、安心した生活を取り戻しましょう。