迅速な駆除作業が必須!飲食店にネズミが出没するリスク

 
飲食店はネズミが棲みやすい建物の一つ。多くの被害を受けることになるため1匹でもネズミを目撃したり、糞尿といった痕跡を見つけた時には一刻も早く駆除に取り掛からなくてはいけません。今回は、迅速な駆除作業が必須!飲食店にネズミが出没するリスクについて紹介していきます。
 

飲食店にネズミが現れたら起こる危険

 

 
飲食店にネズミが現れ、放置してしまうと様々なリスクを負うことになります。
どんな危険があるのか知ることで早期駆除の大切さを理解することができます。
 
・食中毒と感染症
ネズミは保菌者であり、さまざまな病原菌を持っています。
そして、代表的な菌が、食中毒を引き起こすサルモネラ菌。
ネズミが漁った後の食料、ネズミが触れた食器類や調理器具にはサルモネラ菌が付着し、当然そのまま使用し提供すればお客様が食中毒にかかる恐れがあります。
 
また、ネズミに付着している菌はサルモネラ菌だけではありません。
腸チフス、レプトスピラ菌といった色々な菌を持ち、ズミに噛まれることで物理的な外傷を受けるだけではなく、鼠咬症に感染することもあります。
さらにネズミに付着しているノミやダニを介して感染する病気もあるため、非常に危険な害獣でもあるのです。
 
衛生管理が義務付けられている飲食店で食中毒を始めとする被害が発生すれば、営業停止を余儀なくされるでしょう。
 
・食料の破棄
お店で使う食材がネズミに漁られれば食中毒の危険性があるため破棄しなくてはなりません。また、冷蔵庫の電気ケーブルを齧られることで断線して電気が落ちてしまうこともあります。高価な食材がないから問題ないと思われるかもしれませんが、安価な食材でも幾度も破棄することになれば被害額も膨れ上がってしまいます。
 
・火災の危険
電気ケーブルが齧られることで表面を覆っている絶縁体が剥がれ、導体という電気が通る部位がむき出しになってしまいます。ショートして火災につながったり、ネズミが感電し、火が燃え移る危険もあります。
 
・風評被害
不潔なイメージを持つネズミがお店に現れれば、お店の印象も悪くなります。
現代はインターネットで情報を共有しやすい時代。口コミに書かれたり、SNSで写真や動画をアップされてしまえばお店の評判は一気に落ちてしまいます。そうすれば客足は途絶え閉店の危機に追い込まれてしまうのも必然と言えるでしょう。
 

まとめ

 
住宅に現れるネズミも様々な被害を出しますが、飲食店においても甚大な被害を齎します。
自力駆除で対処することもできますが、より早く問題を解決したい場合には、知識と駆除経験が豊富なプロに頼るのがオススメです。