電線をつたう害獣。イタチやハクビシンが屋根裏に侵入する経路

 
なぜ、家に害獣が棲み付いたの?そう感じている被害者は多く、屋根裏なんてそんな高いところにどうやって上って侵入したのか分からないというケースは多いのです。今回は、電線をつたう害獣。イタチやハクビシンが屋根裏に侵入する経路についてお伝えします。
 

電線をつたうことのできる害獣

 
大道芸を披露するかの如く颯爽と電線を渡る動物などのニュースを目にしたことのある方は多いと思います。イタチやハクビシンにタヌキなど、数多くの動物が電線を渡り、移動する姿を見せています。
 
これらの動物は非常にバランス感覚があり、運動能力が高い傾向にあります。
そのため、電線をつたって屋根裏などに侵入するなんてことは、容易い事なのです。
 
近年、これらの動物が家屋に棲み付くといった被害が増えていて、棲み付かれた被害者の方たちは、「どこから、侵入したの?」といった声をあげています。
大抵が、電線をつたったり木を登るや塀を利用するなど、人間では想像できない方法で侵入されています。だからこそ、人間が気が付くことなく、家屋に棲み付かれてしまうのです。
 

屋根裏からの侵入は防げる?

 

 
屋根裏に侵入されてしまう場合、忌避剤などを塗布しようとしても、高所での作業となり危険性が高いためご自身で行うことの推奨は出来ません。仮に、高い位置から落下すれば足や腕に腰といった骨を折る可能性すらあります。また、忌避剤の効果は、一時的な効果しか持ちませんので、頻繁に塗布する必要性があり、慣れてきた時などに怪我をする恐れも考えられます。
 
屋根裏からの侵入を防ぐ手段としては、侵入経路となりそうな破損している箇所がないか調べ穴を塞ぐことや、通気口や家屋の隙間などを見逃さない様にして塞ぐことで、侵入のリスクを無くすことはできます。
 
ただし、そういった作業は非常に危険ですので、プロの駆除業者などに依頼して作業を行ってもらった方が良いでしょう。また、家屋の点検や補修に関しても、5年~10年に一度など施工業者へ依頼して確認してもらうことが大切です。
 
害獣は人の目に付かない場所からの侵入が一番多いため、事前対策を怠っていると、知らないうちに棲み付かれてしまいますので、注意しましょう。
 

まとめ

 
イタチなどの害獣が屋根裏に棲み付くといった場合に、なぜと感じている方は多いと思いますが、運動能力の高い動物にとっては、電線などをつたって侵入するのは容易い事なのです。そのため、近年害獣による被害が増えている状況でもあります。
屋根に忌避剤を塗布するや侵入経路を塞ぐなど対策はありますが、非常に危険を伴う作業にもなりますので、プロに依頼して対策を講じて、害獣からの被害を食い止めましょう。