
ネズミが苦手としている動物を飼うことでネズミが近寄らないといった話を聞いたことがある人もいるでしょう。ネズミの天敵といえば猫が有名ですが、猫以外にも天敵はいます。今回は、駆除効果あり?天敵となる動物を飼うとネズミは寄り付かない?についてお伝えします。
ネズミが苦手な動物

ネズミの天敵は?と質問すると多くの人が猫と答えることでしょう。
ですが、猫以外にも、ペットとして飼われている身近な動物を苦手としています。
・ネコ
収穫した穀物を荒らすネズミ対策として、穀物の倉庫番として大切にされてきた猫は、ネズミを捕獲する能力において長けている動物です。飼い猫は飼い主がいることでご飯や遊びに困ることはないため、野良猫のようにネズミを追いかけることは少ないのですが、ネズミの天敵であることに変わりありません。
・イタチ科の動物
イタチやアナグマといった野生動物だけではなく、ペットとして飼われているフェレットもネズミの天敵となるイタチ科に属す動物になります。
フェレットももともと、ウサギを狩るためや、ネズミ駆除などのために飼育されていた動物となり、ネズミを捕食するためネズミの天敵です。
・鳥類
野生ではワシやタカが天敵となり得ますが、近年ペットとして飼われるようになったフクロウもネズミの天敵。青森のリンゴ農園のネズミ駆除に一役買ってくれたことでも有名なフクロウは、エサとする小動物の中でネズミを食す割合が6割とも言われているほど、ネズミにとって脅威となる鳥類なのです。
・ヘビ
カエルや鳥、トカゲなどを食べるヘビ。近年見る機会は少なくなりましたが、アオダイショウはネズミを捕食することから民家や食料倉庫では大切に扱われてきたことでも知られています。
トカゲなどの爬虫類のブームが到来した頃に、ヘビもペットとして飼う人が増えました。
・ハムスター
ネズミよりも体が小さな動物となるハムスターがネズミの天敵となるの?と不思議に感じるでしょう。ネズミは縄張り意識が強く、例え同じ種類のネズミが侵入してきたとしても殺してしまう生き物です。縄張りに敏感に反応するため、ハムスターを飼っていることで、他の個体のテリトリーと認識し、近寄らないという行動をとることがあります
ネズミの天敵となる動物を飼うことで、ネズミを寄せ付けない、追い出し効果に期待が持てます。ですが、棲み付かれない保証があるわけではありませんし、ペットが傷ついてしまう可能性もありますので、ペット頼りにすることなく、清潔な家づくりといった基本対策は行っていきましょう。
まとめ
ネズミの天敵となる動物を飼うことで、臭いや鳴き声から「危険な場所」と判断してネズミが寄り付かないケースもあります。ですが、確実なものではありませんので、未然防止のための取り組みは大切です。
そして、棲み付かれてしまった場合にはペットに危険が及ぶ可能性がありますので、すぐに駆除に取り掛かりましょう。
ただし、ペットに害が出てしまう駆除方法もありますので注意が必要です。
大切な家族のために安全でかつ効率よく駆除を行いたいといった場合には、ぜひ「ネズミの救急隊」にご相談ください。